2010年1月7日木曜日

キネシオテーピングはどのような場合に貼るのか?

前回、キネシオテーピングの効果について
お伝えしました。ではその言葉の示す内容を
実生活の場面に置き換えるとどうなるのかを
考えてみます。

①筋肉の機能を正しく戻す

・筋肉のパフォーマンスUPと言っても100%の状態を
 125%まで引き上げることはできません。なんらかの
 阻害要因の為に本来の筋能力を出せない筋肉を
 100%に近い状態まで改善してあげるのです。
 よって筋トレ前に鍛えたい部位に貼るとより効果的な
 トレーニングができると思います。

・柔軟性のUPに役立ち、怪我の防止効果が期待できます。

・五十肩等で痛みによりその部位を動かせない
 状態が「積極的にその部位をうごかさない自分」を
 作ってしまい症状の悪化を招いてしまうということは
 多々あります。キネシオテーピングで筋肉を動かし
 やすい状態を作り、積極的に体を動かし、血流を
 良くして症状の改善を促します。

・握力の低下、腰痛時のコルセットの代用、喘息、
 捻挫、膝の痛み 等々

②血液・リンパ液の循環を良くする

・肉離れ、青アザの早期回復、歩き過ぎによるふくらはぎの
 張り感、むくみ 等々

③痛みを抑える

・坐骨神経痛、上腕神経痛、胃の痛み、腱鞘炎 等々

④関節のズレを正す

・膝、肘の痛み、股関節痛、突き指 等々
 (関節を動かす筋肉を正常な状態にしてあげる)

上記は代表例で、まだまだキネシオテーピングは
色々な症状に効果があります。
私にキネシオテーピングを学ぶきっかけを与えてくれた
先生が言うには、「これは効くかもしれないから、ちょっと
貼ってみよう」とインスピレーションが湧いたテーピングの
方が結構効果をもたらすそうです。まず貼ってみる、
そして相手に効果を聞いてみる。
これはキネシオテーピングをマスターしていく上で
必要な過程だと思います。

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続く・・・