2010年1月6日水曜日

キネシオテーピングの効果について

今までキネシオテックスの特性、他のテーピングとの違い、
身体に及ぼす作用をお伝えしてきました。貼った後に
キネシオテーピングが結果的に体にどのような
効果もたらすのかをまとめてみました。各講習会で
教えるのは下記の4点です。

 ①筋肉の機能を正しく戻す
 ②血液・リンパ液の循環を良くする
 ③痛みを抑える
 ④関節のズレを正す

①については、皮膚に作られた「しわ」によりターゲットの
  筋・筋膜組織に供給される組織間液(潤滑油)を増やし、
  動きやすい状態を作る。

②については、皮膚に接着されたキネシオテーピングが、
  皮膚の伸展性・移動性を向上させ皮下の循環系を
  改善する(正常の状態に戻す)。
  真皮内に網状に分布する毛細血管の最小径は
  赤血球が通れる程度あればよいので7μ(0.007mm)
  程度です。よってわずかな皮膚の動きでも毛細血管内に
  血流の流れが生みだされるのです。

③については、ゲートコントロール機能を導き、また、
  循環系の改善・向上により疲労物質・発痛物質を
  還流させるといわれています。

④については、関節を動かす筋肉を正常な状態に戻す
  (=①の結果)。
  また、詳細は別途説明しますが、キネシオテックスの
  持つ伸縮性を利用してテンションをかけて(引っ張って)
  テーピングを施すコレクションテープという
  テクニックがあります。

キネシオテーピングとは一体何なのか?、どういう効果があるのか?について説明してきました。講習会に参加された方ならもうお分かりですよね。全く知識がなかった方はいかがでしょうか、
参考になりましたでしょうか。

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続く・・・