2010年7月2日金曜日

自分で貼るテーピングシリーズ_腓骨筋

さて、今日は自分で貼る腓骨筋キネシオテーピングです。

I字で一本なので簡単だと思います。
一般的な内反捻挫の受傷後、ある程度
痛みが取れた時点で貼るのがいいと思います。
また完治したけれども捻挫の再発が心配で、
歩行に不安を感じる方にお奨めです。

1.テープを必要分だけ採寸・カット
貼り始めは、踵の下をくるむようにし、
外くるぶしの上をカバーして、
貼り終わりは「膝の外側の出っ張り」に被せる。
キネシオテックスを台紙が
付いたまま採寸してカットする。
「踵の下から貼ると、汗で剥がれやすい」
という人は「外くるぶしの下」からでも結構です。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2.貼りスタート
 
足首を直角に保ちキネシオテックスの
台紙を一方の端から剥がして躍裏に
しっかり貼り付け、くるぶしをカバー
しながらまっすぐ上に向かって引き上げる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
3.くるぶしの下まで固定
 
まず、くるぶしの下までをしっかり
貼り付けてしまう。
それから貼り終わりのポイントまで、
台紙を剥がしながらキネシオテックスを
引き上げる。台紙を剥がす張力が
そのまま「適正な張力」となるので、
必要以上にテンションをかけようと
しないこと。
 




















4.25%の張力で仮置き

キネシオテックスの終端を貼り終わりの
ポイントである膝外側の出っ張り
(腓骨頭)に軽く置くように仮止めする。
このときテープにかかっている張力は25%となる。
まだ全体を貼り付けてはいけない。



 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
5.足首を内側に曲げて固定
 
足裏が内側を向くように足首を曲げる
可動域いっぱいまで、足首の外側の
腱や筋肉を伸ばすことがポイント。
その状態で終端の位置を変えないように
持ち上げ、くるぶしの上を覆うように、
下方から上方に向けてしっかりテープを
貼り付けていく。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
6.完成
 
仕上がりが、外くるぶしから
腓骨頭までまっすぐに
貼られているかどうかをチェック。
真っ直ぐでない場合は終端を
一度剥がして貼り直してもいいが、
終点の位置が変わらないように
注意する。
この位置が「正しい張力」の
目安となるからです。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「視覚的」な安定感を得るためにブラックの
テープを好まれる方もおります。
なお、文中に、
「一度剥がして貼り直してもいいが」と
ありますが、あまりおすすめしません。
一度、しっかり上から摩擦熱を加えた後に
はがしたテープは粘着力が極端に落ちるので
二度貼りはやめた方ががよいでしょう。
 
次回はこの腓骨筋テープに重ね貼りする
脛腓靭帯のサポートテープです。

つづく・・・



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