2009年12月28日月曜日

キネシオテックスについて(素材、粘着剤)

さて、職人は自分が使う「道具」について熟知している
必要があります。

数回に分けて記載しますので、これから使う「道具」に
ついて特徴を知っておきましょう。
キネシオテーピング法のコンセプトを理解する上で、
素材の理解が必要です。

キネシオテーピング専用テープの正式名称を
「キネシオテックス(KINESIO TEX)」と言います。
最近では「KINESIO TEX GOLD」というものが
発売されています。
これは米国キネシオテーピング協会認定テープで、
国内でも推奨テープとして一般に普及されることに
なりました。

色々と似たものが市販されていますが、個人的には
このキネシオテックスが一番なじんでいます。
(ちなみにSARASAキネシオロジーテープも
使いやすいような感じがします)

■素材:

キネシオテックスは100%繊維性で包んだ
ウレタンポリマーを伸縮性の紐状にしたものです。
綿繊維を使用したことで水分が蒸発しやすく、
むれにくい、お風呂に入った後も乾きやすく通気性に
非常に優れています。口を閉じてキネシオテックスを
貼ってみてください。ちゃんと呼吸ができます。

■粘着剤:

アクリル樹脂100%で肌荒れの方でもかぶれにくく
なっています。また体温により粘着性が増すので、
一旦身体(皮膚)になじむと剥がれにくいのが特徴です。
貼り終わったら、手でこすり摩擦熱を加えてましょう。
裏紙を剥がしてみると確認できますが、粘着剤は
「波型」に塗布されていて、全面にべっとりついている
わけではありません(下図)
この塗布の仕方により通気性が向上しています。
(「KINESIO TEX GOLD」は波型に更に改良が加えられ、
微小な間隔で皮膚を掴む機能が追加されたようです。)









約20分くらいで完全に身体になじみますので、夏場に
使用する場合は、汗をかかない涼しいところで貼り、
身体に完全になじませた後に外出された方がいいと
思います。

注意すべきは、裏紙から剥がした状態では粘着度が
弱いので(易剥離性)、テーピングに失敗した場合、
もう一度貼りなおすことはできません。
一回勝負と覚えておいてください。一度講習会で、
「このテープは不良品じゃないですか?」と指摘された
ことがありましたが、よく話を聞いてみると、全ての
テーピングで一回身体に貼り付けた後に、やり直しで
全部剥がしていたそうです。
みなさんも気をつけてくださいね。

最後にこの粘着剤は常温保存で約1~2年は品質が
変わらず保管しておけます。

次回は「厚み」と「剥がし方」についてです。

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続く・・・