2010年10月7日木曜日

「固有感覚テーピング」 5/7

続きで5回目です。



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本文

骨盤交差症候群の治療におけるキネシオテーピング

キネシオテックス・テープの伸縮性を利用して、活動が
低下した筋の促進と、過活動で収縮した筋の抑制
テーピングを利用することができる。

骨盤交差症候群では、Jandaの報告のとおり、大殿筋、中殿筋、
および腹筋が抑制されるか、弱化している一方で、股関節屈筋と
腰部伸筋が縮んで硬直していることが多い。

キネシオテーピングは、これらの抑制された筋を
きわめて効果的に促進すると同時に、縮んで硬直した
筋を伸長させる。テープは大殿筋と中殿筋の
近位付着部から遠位付着部に向かって貼る。
たとえば、大殿筋を促進するには、テープの端を
まず腸骨後部の近位付着部に貼り、股関節を無痛の
最大屈曲域まで動かしたのち、大転子に固定する。

(5/7終了)

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「骨盤交差症候群」は下位交叉症候群、
ローア・クロス・シンドロームと
呼ばれるものだと思います。
下図のように機能亢進する筋群と機能低下する
筋群が交叉するように区分けされます。
姿勢筋は緊張しやすく、相動筋は筋力低下しやすい
特徴があるためです。
















文中では、臀筋群のみにテーピングを
使用する記載となっていますが、
機能低下を起こしている、腹筋群にも
テーピングを使用することを
お薦めします。




つづく・・・

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