2010年6月7日月曜日

自分で貼るテーピングシリーズ_大腿四頭筋

自分で貼るキネシオテーピングの貼り方を
数回に分けてお伝えしたいと思います。
キネシオテーピングは自分で貼ってもある程度の
効果を期待できますので、次に来院されるまでの間、
ご自身でケアできることを患者さんに教えてあげましょう。
参考資料はTennis Journalさんが出された、
「キネシオ実践マニュアル」からのものです。
非常に見やすく、すばらしい出来だと思います。
ぜひ皆さんにもみてもらいたい!


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 




今回は膝の痛みに使われるテーピングです。
写真の上段が自分側からの視野の画像です。

1.テーピングの目的

大腿四頭筋は膝を伸ばしたり
股関節を曲げたりするための筋肉で、
踏み込んだり、体重を支えるときに強く
使われる。

この部位へのキネシオテーピングは、
疲労を抑えたり、筋肉痛予防、
ダッシュなど筋肉の反応を早くするの
に効果的です。



 
 

 
 



 2.貼りスタート

貼りのスタート点は「腰骨」の頂点とする。

テープ全長は、ここから膝蓋骨下の
すねの出っ張りまでの分を、
台紙付きのまま計り切る。

テープの下12~13cm分に、縦中央にまっすぐ
切り込みを入れる。切り込みのない部分を、
太股全面の中央に膝頭に向かって貼る。










3.膝を直角にして仮止め

大腿前面の部分は、テープ裏面の
台紙を剥がしながら、そのまま貼ります。
テープは最初から10%のテンションで
台紙に貼られているため、こうするだけで、
自然に適正テンションが与えられる。
膝を直角に曲げ、先端を軽く仮止めします。














4 膝外側テープの通過点

切り込みを入れた「Y字テープ」の
外側テープを、膝蓋骨の真下の点に
向かってまっすぐ引っ張り、
テープを伸ばしながら貼る。
















5.膝内側テープの固定

内側テープも外側テープと同様に
引っ張りながら、同じポイントに
向かって真っ直ぐ引っ張りながら貼る。
貼り上がりが曲線になることを意識して、
曲線的に貼らないように注意。
真っ直ぐ引っ張れば、仕上がりは曲線に
なるので安心して貼ること。








6.完成

両側のテープを貼り終わったら、
膝を伸ばしてみる。「Y字テープ」は
ちゃんと膝蓋骨の周りを囲むように曲線的
に貼り上がっているはずです。
大腿部・膝の不安を解消するだけでなく、
反応速度を向上させるパフォーマンス
テーピングとしても効果的です。












初めての方でも、貼った後に立ち上がって
膝の調子を見てみると、なんらかの変化を
感じることができると思います。

ぜひ貼ってみてください。

つづく・・・



もっとキネシオテーピングについて知りたい方はこちらへ
キネシオテーピングを修得しよう ⇐クリック!

にほんブログ村 健康ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 健康ブログ 代替療法へ
にほんブログ村
にほんブログ村 健康ブログ カイロプラクティックへ
にほんブログ村
にほんブログ村 健康ブログ 整体へ
にほんブログ村