2010年1月29日金曜日

肩こりのキネシオテーピング(広背筋)

今日は広背筋のキネシオテーピングです。
広背筋は腋窩(脇のした)の後面を形成する筋肉の一つです。
前回の大胸筋のキネシオテーピングでもお伝えしましたが、
腋窩を形成する筋肉群の柔軟性の低下は、Yシャツの脇の下の
生地を掴んだ状態で、腕を上げるようなものです。
よって身体前面を緩めたのであれば、後面の広背筋にも
アプローチしてあげましょう。

【貼り方】

言葉で説明するのが非常に難しい・・・
何を言わんとしているのか感じてもらえるとうれしいです。

 ①腕を180度上げ、Y字の切れ込みの無い一端を
  腋窩後面に貼る(写真参照)

 ②写真の右側のテープから貼ります。体を反対側に
  ラジオ体操のように曲げる(側屈)

 ③広背筋の筋腹に沿って骨盤の後面に向けて貼る。

 ④残りのテープは、体を元の状態に戻し、腕を前方に
  100度くらい上げ、更に背中を丸め、反対側に体を
  ねじった状態でキープ。(曲げるのではなく捻る)
  そして、7番目の胸椎に向けて貼り、そこから背骨に
  沿ってお尻に向けて貼る。

貼り上がりの写真とご自分が貼ったテーピングを見比べてみてください。
今回は貼り方が難しいですね。

おまけとして、よくある失敗例もお見せします。
(私もよくやる失敗です・・・)

広背筋のテーピングは、筋腹を正確に捉えるのが非常に難しい。
ポイントはどこかというと、背面において、広背筋の上縁は
「肩甲骨の下角」となります。
よって、テープの走行は肩甲骨の下角よりも下に位置するのが
理想となります。一度貼ってみるとわかりますが、なかなか難しい・・・。
下図の「失敗!」のように肩甲骨にかぶってしまう失敗が多いです。

①腕を上げた状態

②腕をおろした状態


















たくさん貼ってコツをつかみましょう!


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続く・・・