今までキネシオテックスの特性、他のテーピングとの違い、
身体に及ぼす作用をお伝えしてきました。貼った後に
キネシオテーピングが結果的に体にどのような
効果もたらすのかをまとめてみました。各講習会で
教えるのは下記の4点です。
①筋肉の機能を正しく戻す
②血液・リンパ液の循環を良くする
③痛みを抑える
④関節のズレを正す
①については、皮膚に作られた「しわ」によりターゲットの
筋・筋膜組織に供給される組織間液(潤滑油)を増やし、
動きやすい状態を作る。
②については、皮膚に接着されたキネシオテーピングが、
皮膚の伸展性・移動性を向上させ皮下の循環系を
改善する(正常の状態に戻す)。
真皮内に網状に分布する毛細血管の最小径は
赤血球が通れる程度あればよいので7μ(0.007mm)
程度です。よってわずかな皮膚の動きでも毛細血管内に
血流の流れが生みだされるのです。
③については、ゲートコントロール機能を導き、また、
循環系の改善・向上により疲労物質・発痛物質を
還流させるといわれています。
④については、関節を動かす筋肉を正常な状態に戻す
(=①の結果)。
また、詳細は別途説明しますが、キネシオテックスの
持つ伸縮性を利用してテンションをかけて(引っ張って)
テーピングを施すコレクションテープという
テクニックがあります。
キネシオテーピングとは一体何なのか?、どういう効果があるのか?について説明してきました。講習会に参加された方ならもうお分かりですよね。全く知識がなかった方はいかがでしょうか、
参考になりましたでしょうか。
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続く・・・