今回はキネシオテーピングを学ぶ上でとても重要な
伸縮性についてです。
■伸縮性
キネシオテーピングを勉強する上で非常に大事な要素に
なります。キネシオテックスはテープ長の方向には伸縮し、
テープ幅の方向には伸縮しない設計になっています。
(この伸縮しない特性を利用するテーピング法もあります)
伸縮率は約40%と皮膚の伸縮率に近似しています。
トレーナー養成講座、筋肉別1~4までは、
「テープを引っ張らずに皮膚の上に乗せてあげる
イメージで貼りましょう」と習いますが、
「コレクションテープ」と「特殊テープ」では、この伸縮率を
利用して(テンションを掛けて)、テーピングを行います。
また「ビューティーキネシオテーピング」の講座では
100%テンションをかけて身体の歪みを正すという
今までになかったキネシオテーピング法が学べます。
(肘部にテーピングを施し、わき腹をすっきりさせる
テーピングがあるのですが、非常におもしろいですよ)
ちなみにこの伸縮性は弾性ポリマーの効力が小さくなる
までの3日~5日間は有効だそうです。また、
キネシオテックスは裏紙(正式にはセパレーター)に
10%伸張された状態で貼られています。よって理論上
1mの長さにカットしたい場合は1m10cmに採寸する
必要があります。つまり、1mの場合は裏紙からテープを
剥がすと10cm分縮んでしまうということです。
(もちろん製品バラツキはあると思いますが)
よって坐骨神経痛テーピング、上腕神経テーピング等の
長いテーピングを貼る場合はセパレーターから剥がした
後に、10%縮むということを頭に入れて採寸する必要が
あります。
上記の伸縮性は後ほどお伝えする「身体親和性」に
密接に絡んでくるので、覚えておいてください。
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続く・・・