2010年9月8日水曜日

「固有感覚テーピング」 2/7

今日は、昨日の続きで2回目です。


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テープの種類 (2/7)

リハビリテーションの領域で現在使用されているテープと
テーピング・テクニックは基本的に3種類あるが、
それぞれに独自の用途と短所がある。

アスレチックテープはかなり堅固で、目的の関節と
軟部組織の運動を制限し、より関節を固定するために
広く使用されている。
ただし、皮膚とテープとの摩擦によって皮膚が
破れるのを防ぐために、テーブの下に保護材を
巻く必要がある。
アスレチックテービングは組織を圧迫するので、
皮膚のかぶれや循環不良を避けるために、
活動後直ちにテープを外さなければならない。

第2のテーピング・テクニックでは、2種類のテープ、
一般的にはカバーロールとロイコテープを使用する。
このテクニックを最初に考案したのはオーストラノアの
理学療法士Jenny McConnelで、膝蓋大腿症候群の治療を
目的とした方法であった。筋電図による
フィードバックを用した大腿四頭筋の再トレーニングと
膝蓋のテーピングを組み合わせる方法で、
四頭筋の活動中の外側広筋と内側広筋斜頭の
相対的運動が変化することについては、
いくつかの裏づけがある。McConnelの
テーピング法はその後、肩、足、足首など、
別の関節にも応用されるようになった。

第3の種類のテープは、日本のカイロプラクターである
加瀬建造によって考案されたキシオオテックスで、
痛みの緩和、浮腫の軽減、および筋機能の補助を目的とし、
ひいては関節機能を改善する。キネシオテックスは、
人間の皮膚の厚さと重量を模してつくられた。
また伸縮性素材を使用しているので、元の長さより
3~4割長く伸びる。運動を制限する他のテープと違い、
キネシオテックスは筋を支えながら、最大域の運動を
可能にする。キネシオテックスのもうひとつの特徴は、
使用されている粘着剤の種類である。熱活性の粘着剤であるため、
数日間はテープの継続使用が可能で、シャワーやプールでも剥がれない。
また粘着剤が波状であることにより、皮膚からの汗、塩分、毒素などが
溝を伝って流れ、皮膚反応を引き起こしにくくできている。
最後に、このテープは低アレルギー性で、ゴムを使用していないため、
糖尿病、線維筋痛、関節リウマチなどで皮膚が過敏な、または
破れやすい患者にも「皮膚に優しい」テープである。

(2/7終了)
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文中の、
「また粘着剤が波状であることにより、
皮膚からの汗、塩分、毒素などが溝を伝って流れ、
皮膚反応を引き起こしにくくできている。」ですが、

日本での講習会では、教えていない内容ですねぇ。
(おもしろい考え方ではありますが)
アメリカではベーシック講座で
こんなこと教えているのかな?

うーん・・・
でも、これってどうなのかなぁ?




つづく・・・

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